
「犬にドライヤーって必要?」

濡れたままは、皮膚トラブルや外耳炎の原因。
健康のために、正しい乾かし方とドライヤー選びが大事です。
この記事でわかること
濡れたままだと危ない理由

皮膚トラブルと健康リスク
犬の毛が濡れたままだと、蒸れて雑菌が増えやすくなります。
そのままだと、かゆみ・赤み・皮膚炎の原因に。
ホットスポットや外耳炎を防ぐために
ホットスポット(急にできる赤い湿疹)は、湿った状態がきっかけ。
▶くわしくはこちら【犬のホットスポットとは?原因と治し方】耳の中も濡れたままだと、外耳炎になりやすいんです。
特に耳の垂れている子は要注意。
しっかり乾かすことが大切
乾かすことは、ただの見た目ケアじゃなくて、皮膚を守る健康ケア。
とくにダブルコートの犬や、皮膚が弱い子はなおさら大事。
ちゃんと乾かすべき理由
毛のタイプ | 代表的な犬種 |
ダブルコート(下毛+上毛) | 柴犬・コーギー・ポメラニアン・ゴールデン |
シングルコート(上毛だけ) | プードル・ヨーキー・マルチーズ |
特に、下毛がふわっと生えている子は、表面が乾いても内側が湿ったまま…なんてことも。
犬の毛は、内側までしっかり乾かすことが大事。

うちの子はどっちかチェックしてみて
タオルだけじゃ、奥まで乾かない。
表面は乾いても、毛の根元や皮膚はまだ湿ったまま。
特にダブルコートの犬は、内側がずっと蒸れていることも。
しっかり乾かすのは、健康のため。
濡れたままだと、雑菌が増えて、かゆみや皮膚トラブルのもと。
部屋の湿度や気温にも左右されて、乾くのが遅いんです。
タオルだけでは足りないワケ
表面は乾いても、毛の根元や皮膚はまだ湿ったまま。
特にダブルコートの犬は、内側がずっと蒸れていることも。
自然乾燥がNGな理由
濡れたままだと、雑菌が増えて、かゆみや皮膚トラブルのもと。
部屋の湿度や気温にも左右されて、乾くのが遅いんです。
乾かすことは健康管理の一歩
ちゃんと乾かすことで、皮膚のトラブル予防になる。
それは、毎日の“健康習慣”のひとつ。
うちの笑ちゃんも、今はドライヤーでしっかり乾かしています。
でも正直、最初は「ドライヤー怖い…」ってブルブル震えていました。
犬がドライヤーを苦手な理由

音や振動が怖い
犬は、大きな音や振動が苦手。
とくに、繁殖引退犬のように静かな環境に慣れていた子は、音にすごく敏感です。
私達が繁殖引退犬を迎えた話はこちら▶繁殖引退犬の迎え方風の強さや熱の不快感
熱すぎる風や、顔に直撃する強風はストレス。
だから犬から20cm〜30cmくらい離すのが基本。
温度は、だいたい60℃前後が安心ライン。
参考にした記事がこちら▶:【トリマーさんの解説はこちら】
犬にやさしい選び方

静かなものを選ぶ
犬は音に敏感。
大きな音は「怖いもの」と感じてしまうから、静音タイプを選ぶのが安心。
温度と風量が調整できるか
熱すぎるとやけどのリスク、風が強すぎると怖がる。
だから、温度と風量が調整できると、その子に合わせて使える。

「やさしく、でもしっかり乾かす」ができる。
軽さや便利な機能もチェック
以外と軽いので腕が疲れにくいんです。
それに、ノズルがついていると毛の奥までしっかり乾かせる。
あと、やっぱり大事なのが「温度が60℃くらい」っていう安心感。
そして何より…やっぱり静か!これが本当に助かってます。
もちろん家族みんなで使ってます。
嫌がらない乾かし方

準備と声かけで安心させる
いきなりスイッチONはNG。
まずは、ドライヤーのニオイを嗅がせて確認。
つける前に、「今からやるよ」って声かけも忘れずに。
距離と角度のコツ
距離は20〜30cm。近すぎ注意。
乾かす順番は、“怖くない場所から”がコツ。
✔️ 背中 → お腹 → 足 → 顔まわり(最後)

顔は苦手な子が多いから、事前に良く拭いておいて
途中の休憩とたっぷり褒める
ずっと当て続けるのはしんどい。
途中で「よく頑張ってるね」って休憩を。
うちの笑ちゃんも、最初は少しずつ慣らしました。
ドライヤー=怖くない、って思ってもらうのがいちばん大事。

まとめ | 愛犬ファーストでいこう

健康のために、今できること
濡れたままは、皮膚トラブルのもと。
しっかり乾かすことも、毎日の健康ケアのひとつ。
選び方と使い方のポイント
大事なのは、“愛犬が安心できるか”が基準。
これが、うちの笑ちゃんと暮らしてきて、いちばん実感していること。
ちなみに、笑ちゃんはドライヤー中は“されるがまま”になりました(笑)
🐾もっと知りたいあなたへ|「Whyシリーズ」
犬と暮らす中で、ふと感じる
「なんでだろう?」
そんな疑問を、繁殖引退犬・笑ちゃんとの日々を通してやさしく解き明かします。

あなたの愛犬の
「なんでだろう?」
教えてください。

にほんブログ村
コメント