
犬が一日中寝てばかりいると、
「もしかして病気なの?」と不安になりますよね。
でも実は、年齢や環境の変化による心配いらない眠りも多くあります。
この記事では、注意したい病気のサインと、安心して見守れるケースの見分け方を、実体験を交えてお伝えします。
この記事でわかること
犬が寝てばかりいる原因【病気の可能性】

体調不良・慢性疾患のサイン
犬はつらくても我慢しやすく、元気そうに見えても体調が落ちていることがあります。
「よく寝る」は、体が回復にエネルギーを使っているサインの場合もあります。
クッシング症候群とは
ホルモンのバランスが崩れ、体が常に疲れやすくなる病気です。
そのため、食欲があっても眠る時間だけが増えることがあります。
引退犬・老犬に多い理由
長年の出産や年齢によって、ホルモンのバランスが乱れやすくなるからです。
見逃されやすい症状と注意点
「年のせいかな」「安心しただけかも」と思われやすく、発見が遅れがちです。
寝る時間の増え方が急だったり、他の変化が重なるときは注意して見てあげましょう。
犬の平均睡眠時間と目安
| 年齢\体格 | 小型犬 | 中型犬 | 大型犬 | 特徴・理由 |
| パピー(0〜1歳) | 18〜20時間 | 18〜20時間 | 18〜20時間 | 成長期でエネルギーを多く消費。寝ることで体と脳を発達させる。 |
| 成犬(1〜7歳) | 12〜15時間 | 12〜14時間 | 12〜14時間 | 活動量と休息のバランスが取れている。犬種や性格によって差が大きい。 |
| 老犬(7歳〜) | 14〜18時間 | 14〜16時間 | 14〜16時間 | 体力回復に時間がかかるため、休息時間が増える。関節痛や病気があるとさらに長くなることも。 |
老犬が寝てばかりになるのは自然なこと?
老犬は体力の回復に時間がかかるため、どうしても睡眠時間が長くなります。
「前より寝ることが増えた」と感じても、それは年齢による自然な変化のことが多いです。
ただし、急に寝る時間が増えたり、元気がなくなる場合は体調不良のサインかもしれません。
よく寝るのは普通、でも急な変化は注意が目安です。
成犬・老犬の睡眠時間の違い
成犬は1日12〜15時間がふつう。
老犬は体力の回復に時間がかかるため、さらに長く眠ることもあります。
浅い眠り・深い眠りの違い
犬の眠り方は一頭ずつ違います。
ぐっすり寝ているように見えても、実は警戒して浅い眠りしかとれていない子もいます。
犬種別の眠り方
小型犬は短い活動を繰り返すためこまめに休み、大型犬は体が重く長く眠る傾向。
活発な犬種は起きている時間も多めです。
浅い眠り・深い眠りの特徴
年齢や体調、季節でも睡眠時間は変わります。
急な変化があれば健康チェックを。
睡眠と温度管理

寝室に適した温度と湿度
犬がぐっすり眠るには、人より少し涼しいくらいがちょうどいいです。
温度は20〜25℃、湿度は50〜60%を目安に。
空気がこもると眠りが浅くなるので、換気も忘れずに。
体温リズムと寝つきの関係
犬も人と同じで、寝る前に体温が少し下がると眠りに入りやすくなります。
散歩や軽い遊びで体を温めたあと、ゆっくりクールダウンする時間をつくるのがコツです。
温度変化が睡眠の質に与える影響
急な冷えやエアコンの風が当たると、眠りが浅くなったり体がこわばることがあります。
寝場所の温度が安定しているか、定期的にチェックしてあげましょう。
繁殖引退犬が寝てばかりの理由

環境変化と強い緊張
繁殖引退犬や保護犬は、音や人の動きに敏感な子が多いです。
慣れない環境では気が張り続け、体も心も疲れやすくなります。
「寝てやり過ごす」という行動心理
刺激が強いと、犬は動かずにやり過ごそうとします。
寝ることは、不安から自分を守る行動でもありま
愛犬の行動の裏には理由がある▶ 犬の行動から気持ちがわかる|行動心理で読み取るサイン笑みちゃんの実体験
迎えたばかりの頃は、少しの音にも警戒し、寝ているようで眠れていませんでした。
今ではお気に入りの場所ができ、安心して眠れる時間が増えています。
繁殖引退犬が家庭になじむには時間がかかります。
焦らずに年単位で見守ることが大切なケアだと感じています。
犬が寝てばかりの原因まとめ

夏バテ・寒さ
暑さで体力が消耗し、動くのを避けるために長く休むことがあります。
涼しい時間に散歩し、水分補給をこまめに。
寒さで動かない時の対策
寒さで筋肉や関節がこわばり、動きが少なくなることがあります。
特にシニア犬は体温調整が苦手になりやすいため、室内温度の管理が大切です。
手術やワクチン後の眠り
免疫やホルモンが反応し、数日間は体を休めようとします。
無理に動かさず、静かに見守りましょう。
去勢・避妊後に寝る理由
性ホルモンが減ることで活動量が落ち、睡眠時間が増えることがあります。
体重増加防止に軽い運動を取り入れましょう。
病気が原因のケース
軽い不調や慢性疾患の初期でも、食欲は残る場合があります。
数日続くようなら早めに受診を。
退屈で寝てしまう犬の特徴

遊びや刺激が足りないと寝てしまう
おもちゃや散歩が少ないと、犬はやることがなくて寝てしまいます。
十分な遊びや刺激で目を覚ますこともあります。
単調な生活が原因のストレス
毎日同じルーティンだけだと、犬は刺激不足で退屈を感じます。
その結果、寝る時間が増えることがあります。
チェックすべき行動サイン
寝る前後の動きや反応を見れば、単なる退屈か体調不良かを判断しやすくなります。
元気に遊ぶかどうかが目安です。
眠りの質を整える日常ケア

寝る前のひと工夫でリラックス
寝る前の数分を静かに過ごすだけでも、気持ちは落ち着きます。
テレビや音を少し落として、「おやすみ」の合図をつくってあげましょう。
軽い運動で体のリズムを整える
昼間に少し体を動かすと、自然と夜の眠りが深くなります。
無理のない散歩や軽い遊びで、体と心に心地よい疲れを残してあげることが大切です。
安心して眠れる環境をつくるコツ

笑ちゃんも、寝ているように見えて、いつも眠そうで元気がありませんでした。
新しい環境や音に敏感な犬は、
「寝ているようで眠れていない」
ことが多いのです。
こうした眠りの問題は、すぐに解決できません。
愛犬が深く安心して眠れる場所を用意し、信頼関係を築くことが大切です。
我が家では、その場所としてペットラウンジのベッドを用意しました。
少しずつ、落ち着いて眠れるようになっています。
※詳細は公式ページで確認できます。
静かな場所と安心できる寝床づくり
人の気配や足音が多い場所だと、犬は無意識に神経を張ります。
静かで落ち着ける場所に寝床を置くと、それだけで眠りの深さが変わります。
光と音を減らして深い眠りをサポート
明るすぎる照明やテレビの音は、犬の眠りを浅くします。
夜は少し暗め・静かめにして、
「おやすみ時間だよ」と体が感じられる環境をつくってあげましょう。
回復を助ける生活習慣

食事と水分のリズムを整える
食べる時間や量がバラつくと、体も心も不安定になります。
毎日ほぼ同じ時間に、落ち着いて食事と水分をとれるようにするだけで、体調は少しずつ整っていきます。
サプリやケア機器は獣医に相談して使う
どんなケアも「うちの子に合うかどうか」を確かめることが大切です。
獣医さんに相談しながら取り入れることで、安心して続けられます。
まとめ|寝てばかりは心と体のサイン

病気とは限らない「休息の時間」もある
犬がよく眠るのは、安心できる環境になってきた証かもしれません。
まずは焦らず見守ることも、心を回復させる大切なケアのひとつです。
日々の観察で小さな変化に気づこう
眠り方や表情の変化は、心や体のメッセージです。
「昨日よりリラックスしているな」と感じたら、それだけで十分進歩しています。
生活習慣を整えることが、“安心”につながる
温度・光・音・食事・運動などの小さな習慣を整えるだけで、犬はぐっと安心しやすくなります。
日常の積み重ねが、深い眠りと心の安定をつくっていきます。

人間といっしょで生活習慣がだいじなんだね
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繁殖引退犬を迎えるまでのステップを、順を追って解説しています。
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▶ STEP5:心の距離ゆっくり縮まる
▶ STEP6:迎えた後のやるべきこと
笑みと、ぼくが立ち止まったときに作った整理ページ
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※ 正解を押しつけるまとめではありません。
体験をもとに「整理」したページです。
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