「繁殖引退犬の迎え方」や「Whyシリーズ」は上のメニューからどうぞ!

犬が寝てばかり…病気?【平均睡眠時間と繁殖引退犬の体験談】

犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点,png 健康・お世話・日常ケア
カーブ
カーブ

犬が一日中寝てばかりいると、
「病気なの?」と心配になりますよね。

実は犬の睡眠時間は年齢や生活環境によって差があり、特に繁殖引退犬は新しい生活に慣れるだけでも疲れてしまい、長く寝ていることがあります。

本記事では、犬の平均睡眠時間の目安と、繁殖引退犬・笑みちゃんの実体験を交えながら、安心して見守るポイントをご紹介します。

  1. この記事でわかること
  2. 犬の平均睡眠時間と目安
    1.  老犬が寝てばかりになるのは自然なこと?
    2. 成犬・老犬の睡眠時間の違い
    3. 浅い眠り・深い眠りの違い
    4. 犬種別の眠り方
    5. 浅い眠り・深い眠りの特徴
  3. 睡眠と温度管理
    1. 寝室に適した温度と湿度
    2. 体温リズムと寝つきの関係
    3. 温度変化が睡眠の質に与える影響
  4. 犬が寝てばかりの原因まとめ
    1. 夏バテ・寒さ
    2. 寒さで動かない時の対策
    3. 手術やワクチン後の眠り
    4. 去勢・避妊後に寝る理由
    5. 病気が原因のケース
    6. 繁殖引退犬が寝てばかりの理由
  5. 繁殖引退犬ならではの「寝てばかり」
  6. 退屈で寝てしまう犬の特徴
    1. 遊びや刺激が足りないと寝てしまう
    2. 単調な生活が原因のストレス
    3. チェックすべき行動サイン
  7. クッシング症候群と眠気
    1. クッシング症候群とは
    2. 引退犬・老犬に多い理由
    3. 注意したい症状
    4. 見逃されやすい理由
  8. 診断後の治療とケア
    1. 診断方法
    2. 家庭でできるケア
    3. 酸素カプセルが注目されている理由
  9. 老犬・体力低下犬におすすめのケア|酸素カプセルや生活習慣
    1. 酸素カプセルの効果
    2. 日常でできるサポート
    3. 我が家の笑みちゃんも体験中!【使用レポート】
    4. 使うときの注意点と相談の目安
  10. 危険サインと病院へ行く目安
    1. 呼びかけに反応しない
    2. 水の飲み方の異常
    3. 体温・呼吸・震え
    4. 「知恵袋」などでよく見るけど実は危ない対処法も
  11. まとめ:寝てばかりの愛犬へ
    1. すぐ病気と決めつけず、「いつもと違う」に気づこう
    2. 🌱 同じ悩みでつまずいた「ぼくら」の体験から
      1. 📖 全7回シリーズ|繁殖引退犬の迎え方
  12. 🐾もっと知りたいあなたへ|「Whyシリーズ」
    1. 注目記事
      1. 犬が足を舐め続けるのはなぜ?原因と対処法を5つのポイントで解説
      2. 犬が足を舐め続けるのはなぜ?原因と対処法を5つのポイントで解説
      3. 成犬からでもできる!犬のハズバンダリートレーニング完全ガイド

この記事でわかること

  • 犬の平均睡眠時間と犬種・年齢による違い
  • 老犬が「寝てばかり」になる主な原因
  • 特に注意したい病気「クッシング症候群」の症状と対処法
  • 日常でできるケアや回復サポート(酸素カプセルなど)
  • 危険サインの見分け方と受診の目安

犬の平均睡眠時間と目安

年齢\体格小型犬中型犬大型犬特徴・理由
パピー(0〜1歳)18〜20時間18〜20時間18〜20時間成長期でエネルギーを多く消費。寝ることで体と脳を発達させる。
成犬(1〜7歳)12〜15時間12〜14時間12〜14時間活動量と休息のバランスが取れている。犬種や性格によって差が大きい。
老犬(7歳〜)14〜18時間14〜16時間14〜16時間体力回復に時間がかかるため、休息時間が増える。関節痛や病気があるとさらに長くなることも。

 老犬が寝てばかりになるのは自然なこと?

老犬は体力の回復に時間がかかるため、どうしても睡眠時間が長くなります。

前より寝ることが増えた」と感じても、それは年齢による自然な変化のことが多いです。

ただし、急に寝る時間が増えたり、元気がなくなる場合は体調不良のサインかもしれません。

よく寝るのは普通、でも急な変化は注意が目安です。

成犬・老犬の睡眠時間の違い

成犬は1日12〜15時間がふつう。

老犬は体力の回復に時間がかかるため、さらに長く眠ることもあります。

浅い眠り・深い眠りの違い

犬の眠り方は一頭ずつ違います。

ぐっすり寝ているように見えても、実は警戒して浅い眠りしかとれていない子もいます。

犬種別の眠り方

小型犬は短い活動を繰り返すためこまめに休み、大型犬は体が重く長く眠る傾向。

活発な犬種は起きている時間も多めです。

浅い眠り・深い眠りの特徴

年齢や体調、季節でも睡眠時間は変わります。

急な変化があれば健康チェックを。

笑み、ぼくが紐解く、犬の寿命についてはこちら▶
犬の寿命はどれくらい?長生きする犬の 特徴と人間年齢換算【寿命表つき】

睡眠と温度管理

寝室に適した温度と湿度

犬がぐっすり眠るには、人より少し涼しいくらいがちょうどいいです。

温度は20〜25℃、湿度は50〜60%を目安に。

空気がこもると眠りが浅くなるので、換気も忘れずに。

体温リズムと寝つきの関係

犬も人と同じで、寝る前に体温が少し下がると眠りに入りやすくなります。

散歩や軽い遊びで体を温めたあと、ゆっくりクールダウンする時間をつくるのがコツです。

温度変化が睡眠の質に与える影響

急な冷えやエアコンの風が当たると、眠りが浅くなったり体がこわばることがあります。

寝場所の温度が安定しているか、定期的にチェックしてあげましょう。

犬が寝てばかりの原因まとめ

犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点02.png alt="犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点"

夏バテ・寒さ

暑さで体力が消耗し、動くのを避けるために長く休むことがあります。

涼しい時間に散歩し、水分補給をこまめに。

寒さで動かない時の対策

寒さで筋肉や関節がこわばり、動きが少なくなることがあります。

特にシニア犬は体温調整が苦手になりやすいため、室内温度の管理が大切です。

手術やワクチン後の眠り

免疫やホルモンが反応し、数日間は体を休めようとします。

無理に動かさず、静かに見守りましょう。

去勢・避妊後に寝る理由

性ホルモンが減ることで活動量が落ち、睡眠時間が増えることがあります。

体重増加防止に軽い運動を取り入れましょう。

病気が原因のケース

軽い不調や慢性疾患の初期でも、食欲は残る場合があります。

数日続くようなら早めに受診を。

繁殖引退犬が寝てばかりの理由

繁殖引退犬は、環境の変化で強いストレスを感じやすい子が多いです。

静かなケージ暮らしから、音や人の動きのある家庭に移るだけで心身が疲れてしまいます。

その結果、安心を求めて
寝てやり過ごす」ことが増えるのです。

これは怠けているのではなく、新しい暮らしに慣れるための大切な時間。

繁殖引退犬ならではの「寝てばかり」

繁殖引退犬は、新しい暮らしに慣れるだけでも精神的に疲れちゃいます。

静かなケージ暮らしから、人の声や物音がある家庭に移ると、それだけで緊張しっぱなしになるからです。

一見、寝てばかりいるように見えても…

実は警戒しながら浅い眠りをくり返していることもあります。

つまり「寝てるようで寝れていない」状態。

だから余計に体力も心もすり減ってしまうのです。

笑みちゃん
笑みちゃん

新しい環境に慣れるまでは寝れなかったな...

カーブ
カーブ

今は、お気に入りの場所も増えて
少しは寝れるようになったね

退屈で寝てしまう犬の特徴

遊びや刺激が足りないと寝てしまう

おもちゃや散歩が少ないと、犬はやることがなくて寝てしまいます。

十分な遊びや刺激で目を覚ますこともあります。

単調な生活が原因のストレス

毎日同じルーティンだけだと、犬は刺激不足で退屈を感じます。

その結果、寝る時間が増えることがあります。

チェックすべき行動サイン

寝る前後の動きや反応を見れば、単なる退屈か体調不良かを判断しやすくなります。

元気に遊ぶかどうかが目安です。

クッシング症候群と眠気

犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点07.png
alt=" 犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点"

クッシング症候群とは

コルチゾールというホルモンが多すぎることで起こる病気です。

引退犬・老犬に多い理由

長年の出産や年齢によって、ホルモンのバランスが乱れやすくなるからです。

注意したい症状

よく寝る・お腹がぽっこり・毛が抜ける、といったサインは飼い主でも気づきにくいことがあります。

見逃されやすい理由

元気そうに見えたり食欲があるため、病気だと気づかれにくいのです。

診断後の治療とケア

犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点03.png alt="犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点"

診断方法

動物病院で血液検査やホルモン検査を受けて、クッシング症候群かどうかを調べます。

家庭でできるケア

ストレスを減らし、静かに過ごせる環境を整えてあげることが大切です。温度管理も◎。

酸素カプセルが注目されている理由

体力回復や代謝サポートが期待できるため、シニア犬や持病のある子に注目されています。

老犬・体力低下犬におすすめのケア|酸素カプセルや生活習慣

犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点04.png
alt=" 犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点"

酸素カプセルの効果

高気圧の環境で高濃度酸素を吸入し、血液や細胞に酸素を多く届けます。疲労回復や代謝サポートが期待できます。

日常でできるサポート

クッシング症候群の子、高齢犬、持病がある犬など、体力免疫力が落ちやすい子に向いています。

繁殖引退犬と酸素カプセルは相性抜群なんです▶
繁殖引退犬に酸素カプセルは必要?|実体験から見る健康ケアの効果と注意点

我が家の笑みちゃんも体験中!【使用レポート】

筋力やスタミナが少なく、季節の変わり目には免疫力も落ちやすいので、酸素カプセルは回復のサポートになっています。

使うときの注意点と相談の目安

カーブ
カーブ

使いすぎは体に負担をかけることも。

笑みちゃん
笑みちゃん

持病や服薬との相性を、必ず獣医師に確認してみてね

使うときの注意点と相談の目安

使いすぎNG/持病との相性を獣医と確認

危険サインと病院へ行く目安

犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点05.png
alt=" 犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点"

呼びかけに反応しない

普段ならすぐ顔を上げるのに反応が遅いときは、体調不良や意識レベルの低下が疑われます。

水の飲み方の異常

脱水や腎臓・ホルモンの異常が関係することがあります。

飲水量の急な変化は要チェックです。

体温・呼吸・震え

発熱や痛み、熱中症などのサイン。

すぐに体を冷やす・温めるより、まずは動物病院へ。

「知恵袋」などでよく見るけど実は危ない対処法も

自己判断で薬を与えたり、長時間様子見するのは危険です。

症状が急変する前に受診しましょう。

まとめ:寝てばかりの愛犬へ

犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点06.png
alt=" 犬が寝てばかりのときに考えられる原因|老犬・繁殖引退犬・クッシング症候群の注意点"

すぐ病気と決めつけず、「いつもと違う」に気づこう

犬にも浅い眠りと深い眠りのタイプがあります。警戒心が強い子は、物音にすぐ反応してぐっすり眠れません。

だから「よく寝てるように見える」だけで、実は休めていないこともあるんです。

カーブ
カーブ

眠りの質は犬それぞれ。見た目だけで判断せず、
日中の元気さも合わせて見てあげましょう。

📖 全7回シリーズ|繁殖引退犬の迎え方

繁殖引退犬を迎えるまでのステップを、順を追って解説しています。

▶ STEP0:幸せのカタチ
▶ STEP1:繁殖引退犬とは?
▶ STEP2:迎える前の判断材料
▶ STEP3:迎える準備と費用
▶ STEP4:犬舎見学チェックリスト
▶ STEP5:心の距離ゆっくり縮まる
▶ STEP6:迎えた後のやるべきこと

🐾もっと知りたいあなたへ|「Whyシリーズ」

犬と暮らす中で、ふと感じる「なんでだろう?」
そんな疑問を、笑ちゃんとの日々を通してやさしく解き明かします。

笑みちゃん
笑みちゃん

あなたの愛犬の
「なんでだろう?」
教えてください。

注目記事

カーブ
カーブ

最後まで読んでくれてありがとう!

笑みちゃん
笑みちゃん

下のバナーを押してもらえると、更新の励みになります

コメント