
犬も夏に体調を崩しやすい。その背景にあるのが「免疫力の低下」です。
免疫は、体の中で外敵と戦い、修復するための大切な仕組み。
でも、暑さ・湿気・気圧の変化などが続く夏は、自律神経が乱れやすく、知らず知らずのうちに免疫力も落ちていきます。
この記事では、免疫ダウンのサインや、不調を防ぐために飼い主ができる5つの習慣、
さらには酸素カプセルなど最新ケアについて詳しく解説します。
これは「Whyシリーズ」のひとつ。 犬との暮らしでふと浮かぶ「なんで?」を、体験を交えて書いています。
この記事でわかること
犬の免疫力が落ちるとどうなるの?

そもそも「免疫力」とは
免疫力は、体の中で“外敵とたたかうチーム”のような働き。
細菌やウイルスを追い出したり、弱った細胞を修復したりしてくれます。
免疫が弱ると起きやすい症状(下痢・皮膚炎・元気がない etc)
免疫が落ちると、ちょっとした刺激でも体調を崩しやすくなります。
お腹をこわしたり、皮膚がかゆくなったり、元気がなくなることも。
笑みも、季節の変わり目にお腹をこわしたり、肌が赤くなったりしていました。
見逃されがちな“季節性免疫ダウン”
暑さや湿気、気圧の変化は、犬の自律神経を乱しやすい時期。
実はこれが免疫力をじわじわ落として、体調に影響を与えているんです。
夏は免疫力が落ちやすい季節って本当?

暑さ・湿気・気圧変化が体に与える負担
夏は気温・湿度・気圧が不安定で、犬の体にとってもストレスが多い時期。
そのストレスが、免疫力をじわじわ下げてしまう原因になります。
自律神経と免疫の関係
自律神経は、体のバランスを保つ大事なスイッチ。
でも、暑さや室内外の温度差で乱れやすく、免疫力の低下につながることもあります。
とくにシニア犬・繁殖引退犬は要注意
体力や回復力が落ちてきた子ほど、夏の変化に弱くなります。
笑みも、若いころは平気だったのに、引退後は夏に体調を崩しやすくなりました。
免疫力アップのために飼い主ができる5つのこと

① 食事と水分補給を整える
栄養バランスのとれた食事は、免疫細胞のエネルギー源。
暑い時期は水分が不足しがちなので、こまめな給水も意識を。
② ストレスを減らす環境作り
環境ストレスは、自律神経の乱れ=免疫の低下につながります。
静かな休める場所、暑すぎない室温、生活音などにも気を配って。
③ 睡眠と生活リズムの見直し
寝不足や不規則な生活は、体の修復力を下げます。
お昼寝の質も大切なので、眠れる環境をつくってあげましょう。
④ 腸内環境を整える(サプリ・食材)
腸は「免疫の司令塔」ともいわれるほど大事な器官。
乳酸菌やオリゴ糖などで腸内フローラを整えるのもおすすめです。
⑤ 酸素チャージなどの新習慣で体の回復力をサポート
酸素は、細胞の修復や回復に欠かせない大切なエネルギー。
とくに保護犬やシニア犬、引退犬などは、免疫が落ちやすい状態にあります。
酸素カプセルや家庭用酸素ケアは、そんな子の回復力をサポートする新しい選択肢です。
酸素カプセルが犬の免疫ケアに注目される理由

高濃度酸素で代謝・回復力アップ
酸素は細胞の働きを助け、体の回復を早めてくれます。
とくに体力の落ちたシニア犬や繁殖引退犬には、代謝を助けるサポートとして注目されています。
実際に使っている犬の声
繁殖犬として育った笑みちゃんは、筋力が少なく、散歩の翌日に疲れが残りがちです。
そこで、散歩後に酸素カプセルを使うことで、ぐったり感が減り、次の日も元気に過ごせるようになりました。
家庭用と動物病院用の違い/選び方のコツ
動物病院用は高圧・短時間で効果が期待でき、家庭用は低圧で手軽に続けやすいのが特長。
犬の体力や目的に合わせて、「続けやすさ」で選ぶのがポイントです。
まとめ|免疫力を守ることは、愛犬を守ること

夏の体調不良は「免疫のサイン」
夏のだるさや食欲のムラは、免疫が弱ってきた合図かもしれません。
見過ごさず、小さな変化に気づいてあげることが大切です。
笑みちゃんとの暮らしから学んだ“回復力の大切さ”
体力がない笑みちゃんは、ちょっとした疲れでも影響を受けます。
でも、回復しやすい状態をつくってあげると、元気な日が増えました。
日々のケアに+αの習慣を取り入れて、元気な毎日を
食事や休息に加えて、酸素ケアやサプリなどの習慣も免疫サポートになります。
続けやすい方法を見つけて、無理なく取り入れていくのがコツです。
🐾もっと知りたいあなたへ|「Whyシリーズ」
犬と暮らす中で、ふと感じる
「なんでだろう?」
そんな疑問を、繁殖引退犬・笑ちゃんとの日々を通してやさしく解き明かします。

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