
8ヶ月経っても懐かなくて、不安になっています

焦らなくて大丈夫。小さな変化を見つけていきましょう

このままずっと心を開かないのか心配です

無理に触らず、その子のペースを大切にしましょう
【結論】
- 懐かない期間が長くても焦らない
- 犬から近づいたときだけ静かに応える
- 安心できるケージを用意して見守る
【わが家の体験】
- 笑みちゃんも迎えた頃はケージの中で静かに過ごしていました
- 少しずつケージの外で過ごす時間が増えていきました
- 変化を急がず見守る大切さに気づきました
迎えて8ヶ月経っても、ケージの中でじっとしている愛犬。
なかなか懐かない姿を見ると、自分の接し方が悪いのではないかと不安になりますよね。
繁殖引退犬や保護犬がなつかないからといって愛情が伝わっていないとは限りません。
まずは無理に触らず、心穏やかに過ごせる時間を守りましょう。
この記事では、心を開き始める小さなサインや、距離を縮める接し方、避けたい行動を紹介します。
この記事でわかること
繁殖引退犬が懐かないのは大丈夫?

長期間変化がないように見えても、一生懐かないと決まったわけではありません。
犬にとっては、今の静かな状態が心を落ち着かせるための準備期間かもしれないのです。
何ヶ月経っても変化がないとき
長期間変化がないと、このまま心を開いてくれないのでは、と不安になるかもしれません。
繁殖引退犬にとっては、家庭という新しい環境そのものが未知の世界です。
今はまだ、周りを観察して安全を確かめている段階と考えられます。
心が開く小さな前兆とは
一見すると変化がないようでも、愛犬は静かにサインを出しています。

こうした行動も、少しずつ心を許しているサインです。
笑みちゃんも迎えた当初は表情が固く、周りの様子をじっと観察している感じでした。
そんな変化を見逃さないためにも、犬が見せる不安や緊張のサインを知っておくと安心です。
繁殖引退犬が人に慣れない理由

人との距離感に慣れていないため、近づかれることをスキンシップではなく、警戒すべきこととして受け止める場合があります。
繁殖犬が人との距離感をつかめない理由
直接向き合って撫でられることに慣れていなければ、人との距離感がわからないこともあります。
人からの接近を圧迫感として捉えてしまう場合もありますが、これは愛情の拒否とは限りません。
過去の経験が人への警戒につながっている場合は、わが家の実例も交えたこちらの記事で詳しく紹介しています。

外の環境が怖くて動けない理由
散歩で固まってしまうのは、外の音や景色、地面の感触などに圧倒されているのかもしれません。
わがままで歩かないのではなく、怖くて動けない場合もあります。
まずは無理に歩かせず、愛犬が無理なく動けるペースを大切にしましょう。
抱っこで外の環境に慣らす方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

懐かない犬に今からできる接し方

無理に距離を縮めるのではなく、犬が自ら動きたくなるまで待つ姿勢が大切です。
今日からできる、犬の心に寄り添った接し方を見ていきましょう。
居場所を作り静かな距離を保つ
落ち着ける場所を用意したら、必要以上に構わず自然体で過ごしましょう。
じっと見つめ続けず、掃除やテレビの音もいつもより少し静かにします。
干渉されない時間があることで、少しずつ警戒を解きやすくなります。
犬が安心して過ごせる環境づくりについては、環境省の家庭動物等の飼養及び保管に関する基準も参考になります。犬から近づいたときだけ応える
前足を乗せてきたり、少し寄ってきたりしたときは、静かに優しく応えます。
大げさに喜んだり、急に触ったりすると驚いてしまうことがあります。
犬から近づいてきたときは、その気持ちを尊重してあげましょう。
もう一匹迎えても解決とは限らない
新しい犬を迎えれば、先住犬が自然と心を開くとは限りません。
相性によっては負担になることもあるため、懐かせる目的だけで多頭飼いを始めるのは避けましょう。
距離を縮めるためのNG行動


良かれと思ってやりがちな行動が、犬を萎縮させてしまうことがあります。
愛情表現が逆効果になるNG行動
正面から顔を覗き込んだり、大きな声で呼びかけたりすると、人間には愛情でも犬にはプレッシャーになることがあります。
笑みちゃんも家庭の中の音に慣れていなかったので、迎えたばかりの頃はなるべく静かな生活を心がけました。
喜ばせようと焦らず、落ち着いた声で静かに接しましょう。
他の犬や人と無理に触れ合わせない
社会性を身につけさせようと、急にドッグランへ連れて行ったり、知らない人に触らせたりするのは負担になることがあります。
まずは家の中でリラックスして過ごせる環境を作ることを優先しましょう。
笑みちゃんを迎えた当初も、外へ連れ出すより、まずは家で安心して過ごせることを優先しました。
犬の行動やボディランゲージ、犬にも人にも優しいしつけについては、公益社団法人 日本動物病院協会の家庭犬のしつけ方講座も参考になります。懐かない犬の体調変化に注意

性格や過去の経験だけと決めつけると、体調不良を見落とす可能性があります。
排泄の異常や急な震え、ぐったりした状態など、いつもと違う変化があれば獣医師に相談しましょう。
飼い主がいると食べない場合
人が見ていると緊張して食べない子には、その場を離れて様子を見る方法もあります。
それでも食べない状態が続く場合は、性格によるものと決めつけず、早めに受診を検討しましょう。
排泄を我慢し元気がない場合
極端に排泄を我慢している様子や、これまで見られなかった震え、ぐったりするなどの変化があれば、獣医師に相談しましょう。
日々の様子を記録しておくと、診察時にも伝えやすくなります。
食欲や元気の低下など、いつもと違う変化が見られたときは、アニコム損害保険のみんなのどうぶつ病気大百科も確認してみましょう。
繁殖引退犬が懐かないときの答え
懐かない期間が長くても、愛情が伝わっていないとは限りません。
笑みちゃんも、迎えた頃は静かに過ごしていました。
今振り返ると、それも家で暮らすことに慣れていく時間だったのだと思います。
焦らなくても大丈夫。
その子のペースを守りながら、穏やかな毎日を重ねていきましょう。
参考サイト
・環境省
・公益社団法人 日本動物病院協会
・アニコム損害保険
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