
この子を絶対に迎えたい!!

そう思って犬舎見学に行くけれど、準備不足で失敗することも
事前準備をすれば好印象&スムーズに進められます!
この記事ではブリーダー犬舎の見学のための、良い出会いに繋げるために大切にしたいこと!
実際にブリーダーに質問した内容と回答を、分かりやすく説明しています。
この記事でわかること
犬舎見学で必ず守るべき3つのルール

「犬舎見学」とは、ブリーダーが犬を飼育している場所で、迎えたい犬を直接見れるところです。
良い出会いのために、以下のルールを守りましょう。
必ず事前予約をする
突然の訪問は避け、必ず事前に予約をしましょう。
ブリーダー側の準備も整い、スムーズに案内してもらえます。
先住犬は勝手に連れて行かない
先住犬との相性を見たい場合は、必ず事前にブリーダーに相談しましょう。許可なく連れて行くのはマナー違反です。
同じ日に他の犬舎を訪問しない
ワクチンを接種する前の子犬は感染症のリスクがとても高いです。
他の犬舎やペットショップなどに立ち寄ることで、感染症を持ち込んでしまう可能性があります。
迎える前に知るべき!犬種の性格と繁殖引退犬の特徴

犬を迎える際には、自分のライフスタイルに合った犬種を選ぶことが大切です。
犬の性格や特徴を理解し、自分にぴったりの犬を選びましょう。
ここでは、人気の犬種の性格や特徴を紹介します。
代表的な犬種の性格と特徴
ミックス犬
性格の特徴 : 両親の性格をそれぞれ受け継ぐため、個体差が発生します。
トイプードル
性格の特徴 : 明るく活発で、友好的な性格が特徴です。
チワワ
性格の特徴 : 飼い主への忠誠心と愛情が深く、警戒心が強いのが特徴です。
柴犬(豆柴も含む)
性格の特徴 : 賢く勇猛、我慢強い性格が特徴です。
ミニチュア・ダックスフンド
性格の特徴 : 人懐っこく、好奇心旺盛な性格が特徴です。
ただし…
繁殖引退犬は、これらの犬種とは異なる特徴を持っている場合がある事を理解しておきましょう。
繁殖引退犬ならではの性格と特徴
性格の特徴 : おとなしく、臆病な性格である場合が多い印象です。
繁殖引退犬の健康をサポートするためのケア用品や酸素カプセルの情報も紹介しています。
繁殖引退犬の健康チェックポイント

繁殖引退犬を迎える際の健康チェックポイントは以下の通りです。
足の裏
肉球や爪に異常がないか確認。歩行が不安定なら、短い散歩から始めましょう。
目の状態
白内障や視力低下の確認。目やにや乾燥がないかチェック。
歯の状態
歯石や歯茎の炎症、口臭をチェック。トライアル後に動物病院で診察を受けてください。
体重と筋肉
体重の変動や筋肉の衰えをチェック。適切な食事と運動を心がける。
これらを確認することで、健康的な生活が送れるようにサポートできます。
繁殖引退犬の食事とアレルギーの注意点

フードの種類
今食べているフードを確認し、トライアル中や迎えたばかりの時は同じものをあげましょう。急な変更は体調を崩す原因になります。
フードの量
1日の食事回数や食べる量を事前に把握しておきましょう。
アレルギー
アレルギーがあるか確認し、未検査ならトライアル後に動物病院で調べてもらうのがオススメです。
繁殖引退犬の社会化としつけについて

繁殖引退犬は、一般的な家庭犬と比べて社会化の経験が少ないことがあります。
迎え入れる際は、次の点に注意しましょう。
散歩経験
散歩をしたことがない子が多いため、まずは首輪やハーネスに慣れる練習から始めましょう。室内や庭で試し、徐々に外へ出るのがおすすめです。
トイレ事情
トイレトレーニングがされていない場合もあります。トライアル期間中にシートの場所を教え、成功したら褒めることで覚えやすくなります。
ブリーダー主催のオフ会やSNSを利用する
犬舎出身の犬が集まるオフ会が開かれることもあります。
情報交換の場として活用できるので、確認してみましょう。
SNS(Instagram・Facebook)を利用して情報収集してください。
兄弟や親犬の所在
血縁関係のある犬が近くにいるかもしれません。兄弟犬と再会できる可能性もあるので、事前に聞いてみるのも良いでしょう。
【実例】 : ブリーダー訪問時の質問と回答
実際に笑みちゃんを迎えた際にブリーダーに確認した内容を紹介します。なんかリストであったかも
訪問の流れ
1. 手土産を持ってブリーダーを訪問。
2. 犬と触れ合える、応接間に案内される
3. 繁殖引退犬(笑みちゃん)と対面。
4. 触れ合いながら質問をする。
5. 繁殖引退犬の子どもも見せてもらう。
実際の質問内容と回答
ブリーダーさんはとても気さくな方で、こちらの質問にも丁寧に答えてくれました。
笑みちゃん(仮名)について、色々と教えてもらったので、その一部を紹介します。

「性格はどんな感じの子ですか?」

「おとなしくて、ちょっとビビリなところがありますね。でも、慣れると甘えん坊ですよ」
穏やかだけど、ちょっと慎重派。
初めて会ったときも、じっとこちらの様子をうかがっている感じでした。

「今は体重どれくらいですか?フードは何を?」

「3.5kgくらいですね。フードは◯◯をあげています」

「1日の食事回数と、量はどれくらいですか?」

「1日◯回で、1回につき20gくらいですね」
食欲はあるとのこと。胃腸が敏感な子も多いので、量の目安がわかるのはありがたい。

「健康面はどうですか?」

「今日はちょっと下痢気味ですね。環境の変化に敏感な子なので…」
迎える前に体調の変化を知っておけるのは大事。下痢も一時的なもので、様子を見てるとのことでした。

「お散歩の経験はありますか?」

「外に出たことはないですね。毎日、庭には放しています」
つまり“本格的な散歩デビュー”はこれからということ。
慣らしが必要になりそうです。

「トイレ事情はどうですか?」

「比較的、シートの上でしてくれますよ」
完全に覚えているわけではなさそうだけど、“比較的できる”というのは希望あり。

「この犬種で、注意すべき病気はありますか?」

「膝のお皿がずれやすい“パテラ”とかですね。
定期的に足元は見てあげてください」
パテラ(膝蓋骨脱臼)は小型犬に多い持病のひとつ。お迎え前にこの情報を知れて安心でした。
このように、ブリーダーに具体的な質問をすることで、犬の状態や性格をしっかり理解できます。迎える前にしっかり準備しましょう!
まとめ : 準備を整えて犬舎見学にのぞもう!

今回は、犬舎見学の準備や当日のポイントを紹介しました。
しっかり準備しておけば、焦らずに繁殖引退犬を迎えることができます。
ぜひ参考にしてください!
次回はいよいよ「トライアル編」です! トライアルの際に準備しておくことや気をつけること、事例付きで紹介します、お楽しみに!
ブリーダーに会ってからのステップ
① : 犬舎での気を付けることを事前にチェック
② : 自分が迎える犬種の特徴と、繁殖引退犬 の特徴をチェック
③ : 事前に質問事項を用意して、ブリーダーに聞いてみる
④ : トライアルするか自分で判断
🐶 この記事を読んだ方におすすめの記事
\よく読まれている記事ランキング/
📖 全7回シリーズ|繁殖引退犬の迎え方
繁殖引退犬を迎えるまでのステップを、順を追ってわかりやすく解説しています。
▶ STEP1:繁殖引退犬とは?
▶ STEP2:迎える前の判断材料
▶ STEP3:迎える準備と費用
▶ STEP4:犬舎見学チェックリスト
▶ STEP5:近日公開
▶ STEP6:近日公開
▶ STEP0:近日公開
コメント