
「家に帰ったら部屋が荒れてる」「また下痢をしている…」
愛犬の留守番中の行動に不安を感じることはありませんか?
犬は言葉で気持ちを伝えられないため、体調や行動にサインを出しています。
この記事では、犬が留守番で感じるストレスのサイン。
安心して過ごせる環境作りのポイントを、笑みちゃんの体験も交えて解説します。
ちょっとした工夫で、愛犬のお留守番がぐっとラクになります。
この記事でわかること
犬の留守番は大丈夫?基本

留守番できる犬・できない犬
社交的な子は比較的スムーズに慣れますが、慎重な性格の子は不安を感じやすいもの。
育った環境によっても、ひとり時間の耐性はちがってきます。
年齢別の留守番の違い
子犬はトイレや食事の間隔が短く、長時間は難しいです。
成犬は落ち着いて過ごせますが、シニア犬は体力や不安が増えるため、配慮が必要になります。
留守番の目安時間

年齢別留守番時間
| 年齢 | 留守番時間の目安 | ポイント |
| 子犬 | 数時間まで | トイレや食事の間隔に合わせて少しずつ慣らす |
| 成犬 | 4〜6時間 | 精神的に安定しやすいが長時間は退屈や不安が増える |
| シニア犬 | 短め | 体調・不安感に合わせて調整、様子を見ながら |
繁殖引退犬の留守番目安
| 状態 | 目安留守番時間 | ポイント |
| 高齢・体力低下 | 1〜2時間 | 長時間の我慢はストレスや体調不良の原因に |
| 健康な成犬 | 2〜4時間 | トイレ・水分・休めるスペースを整える |
| 補助あり(ペットシッターや見守り機器) | 4〜6時間 | 安全と快適さを確保すれば延長可能 |
笑ちゃんの実例
初めての留守番は短時間からスタートしましたが、帰宅するとストレスから食糞をしてしまっていました。
玄関の扉が開くのをずっと待っており、緊張していた様子が見て取れます。
繁殖引退犬に留守番は可能
繁殖引退犬も留守番は可能ですが、まず信頼関係を築くことが最優先です。
迎えた当初は、無理に留守番させず、誰かと同じ空間に居させるのが一番安心です。
少しずつ短時間の留守番から慣らしていくことで、ストレスを最小限に抑えられます。
留守番ストレスサイン

体調サイン(下痢・嘔吐)

「笑ちゃんは留守番中に下痢しちゃうこともあったんです。」
空腹や胃酸の影響だけでなく、
ストレスで吐くこともあります。突然の嘔吐が続くときは、体がサインを出している合図です。
問題行動のサイン
不安や退屈をまぎらわせようと、吠えたり物を壊したりすることがあります。
先住犬のブルドッグは子犬の頃、留守番中にティッシュやメガネをよく破壊していました。
安心できる留守番環境

落ち着ける場所を用意
騒がしい場所より、落ち着けるスペースが安心につながります。
お気に入りのベッドやケージは
「自分の部屋」のような役割を果たします。
温度・安全チェック
暑さや寒さは犬にとって大きなストレス。
コード類や誤飲の危険がないかもあわせて確認しておくと安心です。
飼い主の匂いで安心
タオルや服など、飼い主の匂いがするものがあると心が落ち着きます。
まるでそばにいてくれるような安心感を与えられます。
安心サインの送り方
✔出かける前は落ち着いた声で
「すぐ帰るね」と穏やかに伝えると、犬は緊張せず待てます。大げさな声かけは逆に不安に。
✔帰宅時は自然なふれあいを
駆け寄って騒がず、そっと撫でるだけで犬は安心します。「おかえり!」の喜びも落ち着いた方が伝わるんです。
✔毎日のルーティンを揃える
食事や散歩の時間をほぼ同じにすると、犬は「この後は大丈夫」と予測できて安心感が生まれます。
留守番前のストレス対策

散歩で発散
留守番前にしっかり散歩すると、体も心も満たされて落ち着きやすくなります。
疲れて眠れる状態にしてあげるのがコツです。
短時間トレーニング
最初から長時間は難しいので、
短いお留守番から練習するのが安心。
我が家もコンビニに行くときに留守番させることから始めました。
さりげない声かけ

「行ってくるね」と大げさに声をかけると、犬は逆に不安になります。
さりげなく出かけることで、留守番を特別なことと感じにくくなります。
留守番便利グッズ

暇つぶしおもちゃ
遊びながら食べられる知育おもちゃやガムは、退屈を和らげてストレスを減らしてくれます。
夢中になれる時間があると、留守番がぐっと短く感じられるんです。
ペットカメラで見守り
外出先からでも様子が見られると、飼い主の安心感につながります。
声かけ機能があれば、犬にとっても
「ひとりじゃない」と感じられます。
ケージ・サークル活用
広すぎる部屋より、安心できる小さな空間の方が落ち着く犬もいます。
安全に守られたスペースは、犬にとって“巣”のような安心感を与えてくれます。
留守番の困りごと対策

体調不良は病院
留守番のストレスで体調を崩す犬もいます。
繰り返すようなら自己判断せず、早めに獣医さんに相談しましょう。
我が家の笑ちゃんの行動からわかる下痢の原因▶ 犬の下痢対策|原因別の症状と正しいケア・病院に行く目安分離不安のチェック
外出時に激しく吠えたり、家の中を壊すようなら分離不安かもしれません。
行動には理由があるので、根気よく向き合うことが大切です。
シッター・預かり利用
どうしても長時間の留守番が避けられないときは、外部サービスを頼るのも一つの方法です。
プロに任せることで、犬も飼い主も安心できます。
酸素カプセルでストレス軽減
留守番終了後には愛犬はストレスがたまっています。
留守番後の体の緊張を和らげる方法▶ 繁殖引退犬におすすめの酸素カプセル|体調変化をサポートする自宅ケアと実体験レビュー📖 全7回シリーズ|繁殖引退犬の迎え方
繁殖引退犬を迎えるまでのステップを、順を追って解説しています。
▶ STEP0:幸せのカタチ▶ STEP1:繁殖引退犬とは?
▶ STEP2:迎える前の判断材料
▶ STEP3:迎える準備と費用
▶ STEP4:犬舎見学チェックリスト
▶ STEP5:心の距離ゆっくり縮まる
▶ STEP6:迎えた後のやるべきこと
🐾もっと知りたいあなたへ|「Whyシリーズ」
犬と暮らす中で、ふと感じる
「なんでだろう?」
そんな疑問を、笑ちゃんとの日々を通してやさしく解き明かします。

あなたの愛犬の
「なんでだろう?」
教えてください。
注目記事

最後まで読んでくれてありがとう!

下のバナーを押してもらえると、更新の励みになります


コメント