
繁殖引退犬を飼いたいけど
大変なもの?

繁殖引退犬を迎える前に知っておきたいのは、
「かわいい」だけではない現実。
費用・時間・性格の違いなどを理解してこそ、本当の幸せが始まります。
実体験を交えて、後悔しないための準備と心構えを紹介します。
この記事でわかること
繁殖引退犬を飼いたい人へ|覚悟と現実

迎える前に考える3つのこと
繁殖引退犬は6歳で引退し、10年近く生きることもあります。
かわいい気持ちは大切ですが、長い時間を一緒に過ごす未来をイメージしておくことが必要です。
お金と時間、どれくらい必要?
毎日の世話や医療費にはお金と時間がかかります。
「どれくらい必要?」を事前に知ることで後悔を減らせます。
家族全員で話しておくこと
散歩や世話の役割分担を決めておくと、迎えてからのトラブルが少なくなります。
家族全員の覚悟が安心につながります。
繁殖引退犬との暮らしの第一歩

繁殖引退犬の性格と特徴
繁殖引退犬は人に慣れていなかったり、怖がりな子も多いです。
個性を理解することが第一歩です。
健康ケアとしつけのコツ
長年の生活環境で体調や習慣に偏りがあることも。
焦らず、その子のペースに合わせたケアが必要です。
心を開いてくれるまでの時間
初めから懐くとは限りません。
小さな安心を積み重ねることで、少しずつ心を開いてくれます。
自分に合う犬・繁殖引退犬を見つける

自分に合う犬種
運動量やしつけのしやすさ、抜け毛の量など、生活スタイルに合うかが重要。
見た目だけで選ばず、性格や特性も確認を。
繁殖引退犬を迎える前に知っておきたいこと
ペットショップ以外にも、家族を必要としている犬はたくさんいます。
譲渡条件や環境確認があるので、事前の準備が大切です。
お試し預かりで体験
いきなり飼うのが不安な場合は、一時預かりやボランティア体験で犬との暮らしを体験してみましょう。
私たちが繁殖引退犬を選んだ理由
我が家が繁殖引退犬を選んだ理由は3つ
- 今後、繁殖引退犬が増える現実を知ったこと。
- 保護犬では、飼いたい犬種が見つからなかったこと。
- 私のライフスタイルに繁殖引退犬があっていたこと。
繁殖引退犬が増えていると知った
ブリーディングを終えた犬たちは、まだ長く生きる時間があります。
「この子たちにも家庭で過ごす時間を」と感じたのが、最初のきっかけでした。
保護犬では出会えなかった
保護犬も考えましたが、希望する犬種や性格の子には出会えませんでした。
繁殖引退犬なら、性格の傾向や育った環境を知ったうえで迎えられます。
暮らしのリズムに合っていた
成犬の繁殖引退犬は、落ち着いた子が多いです。
忙しい生活の中でも、無理せず寄り添える関係を築けると思いました。
犬を迎える前に知る現実

犬が可愛いから飼いたい!
そう思う人も多いと思いますが実際にはこんな注意点もあります。
お金と時間がかかる
年間数十万円の費用がかかり、日々の世話に多くの時間も必要です。
(出典:アニコム家庭どうぶつ白書)
室内飼いの悩み
抜け毛、ニオイ、無駄吠えなどで掃除や近隣配慮の手間が増えることがあります。
アレルギーにも注意が必要です。
(出典:環境省 飼い主のためのガイドライン)
外出・旅行の制限
長時間の外出や旅行が難しくなるため、ライフスタイルの自由度は下がります。
預け先や同行の準備が必要です。
子どもとの相性・安全
子どもと犬の相性によっては噛みつきやストレスのリスクもあり、適切な関係づくりと監督が求められます。
(出典:厚生労働省 生活衛生局)
後悔しないためにできること

後悔した人のリアルな声
調査によると、犬を飼った人の一部は「思ったより大変」「自由がなくなった」などの理由で後悔しています。
経済的・時間的な負担やしつけの難しさが主な要因です。

後悔する人の特徴
事前の準備や情報収集が不十分
「癒しさ・寂しさの解消」だけを目的にしていた
ライフスタイルとの相性を考えていなかった
後悔を防ぐ方法
犬を飼う前に必要な費用・時間・環境を具体的に把握する
家族としっかり話し合う
「犬を迎える覚悟」があるか、自問自答することが大切です。
飼って後悔する理由
向いている人の特徴
向いていない人の特徴
迎える前に知っておきたいこと

犬を飼うことでよく挙げられる悩みやその主な原因をご紹介します。
あわせて対策方法も確認してみてください。
| 困りごと | 主な原因 | 対策方法 |
| 吠える | 不安・要求・警戒 | 環境の安定化、無駄吠え対策(無視・指示の強化など) |
| 噛む | 恐怖・ストレス・社会化不足 | 噛んで良いものを与える、信頼関係の構築、社会化トレーニング |
| トイレの失敗 | 習慣の違い・環境の変化 | 成功時にしっかり褒める、排泄場所を定着させる |
| 破壊行動 | 退屈・ストレス | 散歩や遊びを増やす、安全なおもちゃを活用する |
| 分離不安 | 急な環境変化・依存傾向 | 留守番時間を徐々に延ばす、安心できる環境づくり |
特に繁殖引退犬や保護犬の場合、背景や経験が異なるため、一般的な対策がうまくいかないケースもあります。
原因に合った対応が大切です。
たとえば、忙しくてもできる信頼関係の築き方や、分離不安との向き合い方など、 当ブログ「笑みと、ぼく」では実体験をもとにさまざまな視点から紹介しています。飼育動機と犬の選び方
犬を飼い始めた理由の上位は、以下の通りです(※全国調査・複数回答)
| 順位 | 理由 | 解説 |
| 1位 | 癒しがほしかった | 忙しい日常の中で、心を落ち着けたかった |
| 2位 | 家族として迎えたかった | ペットではなく”家族”としての存在を求めて |
| 3位 | 子供に動物と暮らす経験をさせたかった | 命の大切さや思いやりを学ばせたかった |
| 4位 | 一人暮らしの寂しさを和らげたかった | 精神的な支えとして犬を選んだ |
| 5位 | 昔から犬が好きだった | 子供の頃の憧れを大人になって実現 |
中でも注目は「子どもに経験させたかった」という理由。教育的な価値を期待して迎えるケースも増えています。
まとめ|繁殖引退犬を迎える前にできる準備

犬との暮らしには大きなメリットがある一方で、時間・お金・責任も必要です。
「後悔しないためには」、感情だけでなくライフスタイルや環境との相性を冷静に見極めることが重要です。
事前準備と覚悟があれば、犬は生涯のパートナーになってくれます。
📖 全7回シリーズ|繁殖引退犬の迎え方
繁殖引退犬を迎えるまでのステップを、順を追って解説しています。
▶ STEP0:幸せのカタチ▶ STEP1:繁殖引退犬とは?
▶ STEP2:迎える前の判断材料
▶ STEP3:迎える準備と費用
▶ STEP4:犬舎見学チェックリスト
▶ STEP5:心の距離ゆっくり縮まる
▶ STEP6:迎えた後のやるべきこと
🐾もっと知りたいあなたへ|「Whyシリーズ」
犬と暮らす中で、ふと感じる
「なんでだろう?」
そんな疑問を、笑ちゃんとの日々を通してやさしく解き明かします

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