
インターホンが鳴ると激しく吠えて困っています

まずは吠える理由を知ることから始めましょう

叱っても治らず、このまま続くのか不安です

叱らずに音へ慣らす方法がありますよ
【結論】
- インターホン吠えには理由がある
- 小さなチャイム音から慣らす
- 吠える前におやつで褒める
【わが家の体験】
- 笑みちゃんもチャイムが鳴ると吠えていました
- 帰宅時にもチャイムを鳴らして練習しました
- 続けるうちに反応が少し弱くなりました
チャイムが鳴ると、愛犬が玄関へ走って吠える。来客のたびに吠える姿を見ると、また始まったと焦ってしまいますよね。
犬のインターホン吠えには、警戒や興奮、音への恐怖など理由があります。原因に合わせて対応すれば、叱らずに少しずつ改善を目指せます。
この記事では、吠える原因とNG対応、チャイムに慣らす具体的な方法を紹介します。
犬がインターホンで吠える3つの理由


愛犬がチャイム音に反応するのは、性格の問題ではありません。
多くの場合、警戒したり、嬉しくて興奮したり、音を怖がったりしています。
家を守ろうとする警戒心
自分の縄張りに知らない人が近づいてきたと感じている様子です。
大好きな家族を守ろうとして、相手を遠ざけるように吠えているのでしょう。
配達員さんが帰っていくと、自分の吠えで追い払えたように感じて、吠えることが続いてしまう場合もあります。
犬が吠える理由を知り、原因に合わせて対処することの大切さについては、環境省の考えよう4 地域社会の中でペットと長く幸せに暮らすためにでも紹介されています。来客への興奮と喜び
警戒とは反対に、誰かが来てくれたことが嬉しくて吠えるケースもあります。
大好きな家族の帰宅や、お客さんへの期待で興奮している状態です。
しっぽを大きく振りながら、玄関へ飛び出そうとする子もいます。
突然の音への恐怖心
ピンポンという突然の電子音に、ただ驚いている場合もあります。
得体のしれない音に対して、恐怖から反射的に声を上げてしまっているケースです。
このタイプの子は、無理をさせず慎重に音へ慣らしてあげる必要があります。
怖がっているときに無理をさせると、さらに音に敏感になる恐れがあるため注意しましょう。
インターホンを怖がっているサインを見分けるときは、犬の不安サイン一覧も参考になります。インターホン吠えのNGな対応3つ


吠えるのをやめさせようと、つい焦ってしまうこともありますよね。
そんなときは、まず飼い主さんが落ち着いて対応してみましょう。
叱ることが、かえって犬の興奮を高めてしまう場合もあります。
大声で叱ったり叫んだりする
「コラッ!」と大きな声で叱ると、犬も一緒に興奮してしまうことがあります。
犬からすると、飼い主さんが声を出して反応しているように感じるためです。
その結果、さらに激しく吠えることもあります。
まずは飼い主さん自身が深呼吸して、落ち着いて対処しましょう。
叱る代わりに安心できる声かけを知りたい方は、犬に言ってはいけない言葉7選も参考にしてください。口を塞いだり力で抑える
吠える口を無理に塞いだり、力で抑えつけたりするのは避けてあげてください。
犬の恐怖心や警戒心を強めてしまい、状況が悪化する可能性があります。
一時的に静かになったとしても、吠える理由がなくなったわけではありません。
無理に抑えるより、安心できる場所へ移動させるなど、刺激を減らしてあげましょう。
犬の習性を理解したうえで適切に接することについては、環境省の動物愛護管理法の概要も参考になります。一貫性のない対応をする
ある日は叱って、別の日はそのままにするなど、対応がバラバラになるのも避けたいところです。
どうすればいいのか分からず、犬が戸惑ってしまうことがあります。
家族全員で対応のルールを決めておくと、犬も迷いにくくなります。
わが家では、褒めかたやしつけの言葉を家族で共有しています。
インターホン吠えを改善する方法


チャイムの音を嫌なものから、良いことが起きる合図へ変えていきます。
焦らず、愛犬のペースに合わせて進めていきましょう。
小さな音からチャイムに慣らす
まずはスマホなどを使い、犬が反応しない程度の小さな音から始めます。
音が鳴ったら、愛犬の好きなおやつを与えましょう。
これを繰り返すことで、チャイムの音に良い印象を持ってもらいます。
笑みちゃんも、最初はかすかな音から練習を始めました。
犬の吠えなどの問題行動について、より専門的に知りたい場合は、一般社団法人日本獣医動物行動学会 の情報も参考になります。チャイム後の行動を教える
音が鳴ったときに、吠える以外の行動をとるように教える方法です。
チャイムが聞こえたら、ハウスやおすわりの指示を出してみましょう。
上手にできたら、褒めておやつをあげます。
吠えることだけに意識が向かないよう、別の行動へ誘導してあげるイメージです。
帰宅時にもチャイムを鳴らしてみた
笑みちゃんは、育った環境の影響なのか、インターホンが鳴ると吠えることがあります。
もしかすると、チャイムが鳴ると玄関が開き、知らない人が入ってくるというイメージがついているのかもしれません。
そこで、わが家では帰宅時にわざとインターホンを押してから家に入るようにしました。
チャイムが鳴っても、必ず知らない人が来るわけではないと覚えてもらえたらと思ったからです。
前よりは、少し改善したかなと感じています。
こうした練習は、その子の反応を見ながら無理のない範囲で続けていきました。
チャイムが鳴ったときの声かけにも使える、基本的なしつけについてはこちらで紹介しています。

来客時のインターホン吠え対策

トレーニングを続けながら、今の生活でできる工夫も取り入れてみましょう。
インターホンが鳴る回数や、来客時の刺激を減らすだけでも、飼い主さんと愛犬の負担を軽くできます。
置き配でチャイムを減らす
宅配便を利用する際は、できるだけ置き配を指定するのがおすすめです。
インターホンが鳴る回数そのものを減らせば、愛犬が吠える機会も少なくできます。
チャイム不要のステッカーを貼るのも、すぐにできる工夫のひとつです。
鳴らさない方法を選ぶだけでも、飼い主さんの焦りを減らせます。
来客前に夢中になれるものを用意する
来客の予定があらかじめ分かっている場合は、事前に準備しておきましょう。
フードを詰めたコングなど、夢中になれるおもちゃを先に与えておきます。
美味しいものに集中してもらうことで、チャイムや来客への意識をそらしやすくなります。
玄関が見えない場所へ移動する
玄関の様子が見えると、警戒心や興奮が高まりやすくなります。
来客時は、クレートや別室など、犬が安心できる場所へ移動させてあげましょう。
サークルにカバーをかけて、視界を遮ってあげる方法もあります。
見えないように工夫するだけでも、来客時の刺激を減らせます。
犬のインターホン吠えは叱らず改善
犬がインターホンで吠えるのは、警戒や興奮、音への恐怖など理由があります。
笑みちゃんも、チャイムにすぐ慣れたわけではありません。無理のない練習を続けることで、少しずつ変化を感じています。
なかなか改善しなくても、焦らなくて大丈夫です。
愛犬のペースに合わせて、無理なく続けられる方法を選んでいきましょう。
参考サイト
・環境省
・一般社団法人 日本獣医動物行動学会
・アニコム損害保険株式会社
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