
「外に出ても歩かない」
「抱っこから降りると固まってしまう」
繁殖引退犬によくあるこの悩みは、
“外がまだこわいだけ”ということがほとんど。
そんな子に役立つのが 抱っこ散歩。
安心をキープしながら外の世界に慣れられる、いちばん負担の少ない方法です。
この記事でわかること
犬が散歩で歩かない主な理由

初めての外が怖い犬への対処法
犬にも性格があって、臆病な子は初めての音や匂いにびっくりします。
笑ちゃんも、知らない世界の音に思わず立ち止まってしまいました。
体力がない子は抱っこ散歩から
特に大人になってから環境が変わった犬は、体力や筋力が十分でないことも。
無理に歩かせず、少しずつ慣らしてあげるのがコツです
抱っこで育む犬の安心と信頼
甘えん坊の犬は、抱っこで飼い主にくっつくことで安心します。
抱っこ癖は、愛情や信頼の表れでもあります。
笑ちゃんも、迎えた頃はパートナーにべったりで、外ではなかなか自分のペースをつかめませんでした。

私には….
慎重な子に合う慣らし散歩法
慎重な犬は、まず周囲の安全を確かめたいもの。
外の世界に少しずつ慣れる時間が必要です。
犬が見せるボディーランゲージを理解することで信頼関係のだい一歩が築けます▶ 犬のカーミングシグナルとは?サインの意味と見逃さない接し方ガイド抱っこ散歩の正しい持ち方

- ステップ 1片腕で胸、もう片腕でお尻を支えて安定させる
片腕で犬の胸(前足の後ろあたり)を支え、
もう片方の手でお尻や腰をしっかり支えます。
両手でバランスを取ることで安定感が生まれ、
犬も安心して身を預けやすくなります。 - ステップ 2体を胸に密着させて安心感をつくる
飼い主の体にピタッと寄せるように抱くと、揺れが少なくなり安心感がアップ。
心臓の音や体温が伝わることで、犬が自然とリラックスできます。 - ステップ 3顔の向きは同じ方向が基本
怖がる子は胸に顔をうずめてもOK
基本は飼い主と同じ方向を向かせると、
外の景色に慣れやすくなります。
怖がる子は、胸に顔を埋めるように抱くと安心。
見える範囲を調整して“怖くない”経験を積ませましょう。 - ステップ 4動作はゆっくり。肘を軽く曲げると疲れにくい
急に立ち上がったり揺らしたりせず、
ゆっくり丁寧な動作を心がけましょう。
肘を軽く曲げて自分の体に固定すると、
腕も疲れにくく安定感が保てます。
抱っこから歩行へ進むコツ

まずは家の近くで練習
まずは玄関先や自宅の前など、犬が安心できる場所で地面に降ろします。知らない場所より落ち着けるので、不安が少なくなります。
帰り道で歩かせて慣らす
帰り道のほうが「おうちに帰れる!」と犬が安心しやすいもの。
短い距離でも自分の足で歩けると自信につながります。
距離は少しずつ伸ばそう
最初から長い散歩はプレッシャーに。
数メートルから始めて、慣れたらブロック1つ、2つ…と段階を踏むとスムーズです。
褒めて気持ちよく終える
一歩でも歩けたら「よくできたね」と声をかけることが大事。
楽しい記憶で終われば、次も「歩きたい」と思いやすくなります。
抱っこ散歩のメリットと注意点

毎日行く散歩ですが、外の世界に慣れていない犬にとっては、とても怖いものです。
それでも「一緒に外を歩いてほしい」
そんな気持ちから、我が家では抱っこしながらの散歩をはじめました。
すぐに歩けるようになるわけではありません。
必要なのは、
外の世界に慣れる時間と、飼い主との信頼関係。
抱っこで体を預けられることで安心するのか、帰り道は、自分の足で歩ける日が少しずつ増えていきました。
散歩だけでなく、
電車移動など不安になりやすい場面でも助けられています。
→ 散歩を怖がる犬に、まず「安心できる時間」をつくるために
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抱っこ散歩の3つのメリット
外に慣れるまでは抱っこ散歩が安心です。
怖がりの犬も、抱っこで安全を感じながら少しずつ世界に慣れていけます。
今でも笑ちゃんは散歩のスタート時点までは抱っこから始めてます。
注意点|歩行や負担への影響
抱っこばかりだと、自分で歩く力がつくのが遅くなることも。
また、長時間だと飼い主の体力もけっこう消耗します。
抱っこから歩行へのステップ

数歩から始める練習
まずは抱っこから降ろして、数歩だけ歩かせます。
少しでも自分で歩ける体験が、自信につながります。
帰宅ルートで安心歩行を練習

それでも最初は置物みたいに固まることもあります。
おやつと声かけで楽しい散歩に
目標まで歩けたら、同じ目線に立って
声かけと、おやつをあげましょう。
ポジティブな経験を重ねることで、歩くことが楽しくなります。
犬が自ら参加することで信頼関係をきずけるトレーニングがこちら▶ 成犬からでもできる!犬のハズバンダリートレーニング完全ガイド無理せず犬の気持ちを優先
震えが止まらない場合は無理に降ろさず、抱っこ散歩に戻すのが安全です。
犬の気持ちを優先することが、信頼関係を育てる第一歩になります。
抱っこ散歩中に意識したいポイント

リードは引かずに見守る
慣れていない犬にリードを引くと、ますます不安になります。
犬のペースに合わせてゆっくり歩くことが大切です。

引っ張りすぎることで散歩が嫌いになるかも
主体を犬に置く
目標まで歩けたら、犬の目線に立って
「よくできたね」と声をかけましょう。
褒めることで、歩くことが楽しい体験になります。
声掛けから始める犬のとの信頼関係▶ 犬が好きな言葉&音まとめ|声かけひとつで信頼が変わる!飼い主も力を抜いて楽しもう
犬は飼い主の気持ちを敏感に感じ取ります。
緊張せず、リラックスした気持ちで歩くことが、犬の安心につながります。

リードから伝わるもんだよ!
飼い主さんの気持ち
環境変化に弱い子への工夫

犬は環境変化に敏感
知らない音や匂いに囲まれると、不安になって固まってしまうこともあります。
慣れた匂いや物をそばに
家の匂いがついたタオルや、いつもの声かけで安心感を与えられます。
小さな成功を積み重ねる
「今日は家の前まで」「次は角まで」と段階を踏むのがコツです。
【実例】繁殖引退犬・笑みちゃんの成長記録

初めての散歩は抱っこから
初めての散歩は抱っこで安全を感じさせるのが安心です。
怖がりの犬も、抱っこで外の世界を少しずつ知っていけます。
帰り道で歩けた笑みちゃん
家が近づく帰宅ルートは、自力で歩く練習にぴったりです。
横断歩道や複雑な道より、
まっすぐな道で少しずつ挑戦させましょう。
地面に慣れるタイミング
我が家では曲がり角で抱っこから歩行に切り替えました。
「ここは歩ける」「ここは苦手」が自然に分かるようになりました。
それにより、笑ちゃん自身のペースが見えてきました。
明るい場所・音への慣らし方
同じ道でも朝・昼・晩で景色や音は違います。
色々な時間帯や場所に慣れることで、散歩がより安心で楽しい経験になります。
まとめ|抱っこ散歩は自信を育てる時間

抱っこ散歩は甘やかしではなく、外の世界を知るための安心サポートです。
今日の“数歩”が、明日の“歩けた!”につながります。
犬のペースで、少しずつ。
それだけで外の散歩はちゃんと進んでいきます。
📖 全7回シリーズ|繁殖引退犬の迎え方
繁殖引退犬を迎えるまでのステップを、順を追って解説しています。
▶ STEP0:幸せのカタチ▶ STEP1:繁殖引退犬とは?
▶ STEP2:迎える前の判断材料
▶ STEP3:迎える準備と費用
▶ STEP4:犬舎見学チェックリスト
▶ STEP5:心の距離ゆっくり縮まる
▶ STEP6:迎えた後のやるべきこと
笑みと、ぼくが立ち止まったときに作った整理ページ
日々の中で気づいたことや、うまくいかなかったことを、
あとから見返せるように整理しています。
- 犬の散歩トラブルを全 部解決!歩かない・引っ張る・排泄・ストレス総まとめ
- 犬の下痢が教えてくれたこと|環境・季節・留守番を見直してわかったこと
- 犬のストレスを短く整理|よくある3つの場面と信頼関係で軽くする方法
- 犬の気持ちは行動に出ている|カーミングシグナルと行動心理をペットカメラで読み解く
※ 正解を押しつけるまとめではありません。
体験をもとに「整理」したページです。
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